
混載プラン(2名様から催行可) :208ユーロ/お一人様(146:子供) / 貸切プラン :500ユーロ
09:00 ニース市内ホテル発
アンティーヴ
紀元前600年頃 ギリシャのフォーカイヤ人がマルセイユ港を開き地中海の海岸線一帯に商業の拠点を置き、アンティーヴ交易港をつくることとなりました。
カンヌとニースの間に位置するコートダジュールの街であり、リゾート地でもあります。
16世紀の城壁に囲まれた旧市街があり、毎朝(月曜以外) 季節の野菜やフルーツ、チーズ、ハーヴなどが所狭しと並ぶマルシェで賑わっています。
1946年、ピカソはグリマルディ城の考古学博物館の館長の提案によりアトリエを設置するという特別な機会を得ます。9月から11月中旬にかけて城内で多くの作品を制作し、その中には大作『生きる喜び•La Joie de Vivre』も含まれています。
1957年、パブロピカソはアンティーヴ市の名誉市民の称号を授与されました。
ーピカソ美術館
ーマルシェ
グラース
中世の頃から革なめし産業が盛んな町だったグラースは、16世紀になると、革特有の臭いを消すために香りをつけた手袋がヨーロッパ中で大流行しました。これがグラースの香水作りの始まりです。一年中様々な花々が育つ温暖な気候に恵まれ、17世紀には香水の首都として世界に知られるようになりました。あのシャネルのN°5をはじめ、数々の名香がここで生まれました。
花の生産量は次第に少なくなっているものの、今でもシャネル社はグラースに薔薇畑とジャスミン畑を所有しています。また、「Le nez」(調香師)の大半はグラース出身と言われています。
また2018年グラースで培われた香水作りの技術が、ユネスコの無形文化遺産に登録された。
ーフラゴナール工場見学
ーランチタイム(各自自由)
サンポールドヴァンス
コートダジュールには多くの美しい鷲ノ巣村がありますが、その中でも特に美しい村の一つであり、村の中にはたくさんの画廊が立ち並んでいます。この村には、16世紀にフランソワ一世によって建てられた城壁があり、その中には16〜17世紀に建てられた家々が並んでいます。
村の入り口にあるコロンブ・ドール旅館の経営者である故ポール・ルーは、絵画に深い知識を持ち、絵画コレクターとしても知られていました。ボナール、ブラック、ミロ、ピカソ、モディリアーニなど、多くの芸術家がこの場所に惹きつけられ、宿泊して激論を交わしました。ポール・ルーは、これらの画家たちに宿泊代の代わりに絵を置いていくか、安く売ってもらうように頼みました。現在では、そのコレクションは絵の愛好家にとって垂涎の的となるほど充実したものになっています。
村の中には巨匠マーク・シャガールのお墓もあり、多くの人々がシャガールを偲んで訪れる人が後を絶たないです。
村の近くの小高い丘の上には、マーグ財団美術館があり、ブラックやジャコメッティの現代美術の作品が展示されています。
ロザリオ礼拝堂
マチスの集大成のロザリア礼拝堂。
切り絵を貼ったようなステンドグラスの3色のカラーがまるでキャンバスに塗られたように大理石の床に写っている。
白いタイルの壁は、黒い線だけの簡素化した黒の空間が融合しているマチスの表現であり1951年6月25日に完成する。
そして、その3年後1954年に神に召される。
*休業日: 1/1 、昇天祭の木曜日、05/01、 5/8、 7/14、 8/15、 11/01、 11/11、 12/25
休業期間 : 2024/11/17〜12/10まで
ルノワールの晩年の家
ルノワールが生涯の最後の12年を過ごしたカーニュのコレットの丘。
彼は慢性の関節リウマチが悪化し、痛みを抱えながらも創作活動を続けました。手が痛む中で包帯を巻き、手を固定し、死の直前まで絵を描き続けたのです。
コレットの丘からは、樹齢1000年のオリーブの木々に囲まれた美しいオット・ド・カンニュの風景を眺めることができます。
この地には、多くの画家たちがルノワールに指導を仰ぐために訪れました。マティスやモジリアーニなどもその一例です。
1908年には、日本から梅原龍三郎が弟子入りしました。
17:30ニース市内ホテル着